タグ: 冒険物語

『帰れ野生のロボット』表紙

帰れ 野生のロボット

『帰れ 野生のロボット』をおすすめします。

ロボットのロズは、無人島までやってきた追っ手に破壊されて人間社会に連行され、工場で修理される。その後ロズは普通のロボットを装って農場で働きながら、仲間の野生動物たちのもとへ帰るチャンスをうかがう。人間の子どもたちや養子のガンにも助けられてなんとか農場を脱出してからも、次々と困難に襲われる。ロズは無人島に帰れるのか? 擬人化されたロボットの冒険譚としておもしろく、近未来の人間についても考えさせられる。『野生のロボット』の続篇だが、これ1冊でもじゅうぶん楽しめる。
小学校中学年から。

(朝日新聞「子どもの本棚」2021年6月26日掲載)

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『クリスマスのあかり』表紙

クリスマスのあかり〜チェコのイブのできごと

『クリスマスのあかり〜チェコのイブのできごと』をおすすめします。

1年生のフランタは、ひとりでランプを持って教会に行き、あかりをもらって帰る途中、近所の貧しいおじいさんに会う。おじいさんが亡き妻のお墓に捧げようとした花束が盗まれたと知ったフランタは、なんとかしようと考えをめぐらせる。子どもの細やかな心の動きを伝える文章に、チェコ在住の画家のあたたかい絵がついている。(小学校低学年から)

(朝日新聞「子どもの本棚」2018年11月24日掲載)

キーワード:クリスマス、冒険、チェコ

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ローレン・セントジョン『白いキリンを追って』さくまゆみこ訳

白いキリンを追って

 南アフリカを舞台にしたフィクション。火事で両親をなくして、祖母と暮らすため南アフリカの鳥獣保護区にやってきた11歳のマーティーンは、白いキリンにまつわる不思議な伝説を耳にします。白いキリンは本当にいるのでしょうか? 密猟者との戦いや、マーティーンの出生の秘密もからむ、ドキドキハラハラの冒険物語です。
(装丁:タカハシデザイン室 編集:山浦真一さん)

*SLA夏休みの本(緑陰図書)選定


ローレン・セントジョン『砂の上のイルカ』さくまゆみこ訳

砂の上のイルカ

『白いキリンを追って』の続編です。舞台は南部アフリカ。大移動するイワシの群れを追って、鳥、イルカ、サメ、アザラシ、クジラが乱舞するサーディン・ラン。主人公の少女マーティーンは、心にわだかまりを抱えたまま、学校の旅行で、このスペクタクルを見に行くことになりました。ところが、大嵐に見舞われて大揺れに揺れた船から落ちてしまいます。助けてくれたのは、なんとイルカでした! マーティーンは何人かの子どもたちと一緒に、謎の多い島に流れ着きます。イルカと子どもたちの結びつきを描いた冒険物語。
著者は、南部アフリカのローデシア(今のジンバブウェ)で生まれ、16歳まで野生動物と接しながら農場で育った女性です。
(装丁・タカハシデザイン室 編集・山浦真一さん)

*SLA夏休みの本(緑陰図書)選定