タグ: 遊び

くまくんはなんでもしりたい!

『くまくんはなんでもしりたい!』
デイヴィッド・ハウグレイヴ=グレアム/文 シモーン・エイベル/絵 なかがわちひろ/訳
冨山房
1995.09

1995-09好奇心いっぱいのかわいいくまくんと一緒に時間や数や色のことを勉強したり,まちがいさがしや反対さがしのクイズで遊ぶ絵本。 (日本児童図書出版協会)

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シュゼットとニコラ6〜あめふりつづき

『シュゼットとニコラ6〜あめふりつづき』
市川里美/作 矢川澄子/文
冨山房
1985.02

一週間のお休みというのに、日曜日から土曜日まで雨ばかり。でも、オーケストラごっこをしたり、かくれんぼをしたり、かそうパーティをしたりします。 (日本図書館協会)

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なにしてあそぶ?

『なにしてあそぶ?』
市川里美/作
冨山房
1983.01

幼い子どもたちの生活が描かれた絵本。なわとび,かけっこ,人形芝居…子どもたちの創造性豊かに生き生きと遊ぶ姿が楽しめます。 (日本児童図書出版協会)

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シュゼットとニコラ3〜きせつはめぐる

『シュゼットとニコラ3〜きせつはめぐる』
マンジャン/文 市川里美/画 矢川澄子/訳
冨山房
1981.01

シュゼットと二コラの、春からクリスマスまでの生活や遊びの移りかわりを、写実的であたたかい絵によって描き出した絵本。 (日本図書館協会)

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ゆきのひ

『ゆきのひ』表紙
『ゆきのひ』
エズラ・ジャック・キーツ/作 木島始/訳
偕成社
1969

『ゆきのひ』をおすすめします。

朝起きると外は雪。ピーターは赤いマントを着て外ヘ出ると、足跡をつけたり、枝から雪を落としたり、雪だるまを作ったり、雪の山を滑り降りたり、ひとりで楽しく遊ぶ。原書刊行は1962年。アフリカ系の子どもを主人公にした絵本がまだ少ない時代に出され、時を超えて読者を獲得している。コラージュを主とした絵のデザインや色づかいは、今でも新鮮ですばらしい。(幼児から)

(朝日新聞「子どもの本棚・冬休み特集」2019年11月30日掲載)

キーワード:雪、遊び、アフリカ系、絵本

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ゆきがふったら

レベッカ・ボンド『ゆきがふったら』さくまゆみこ訳 偕成社
『ゆきがふったら』
レベッカ・ボンド作 さくまゆみこ訳
偕成社
2005.11

『あかちゃんのゆりかご』の作者による新しい作品です。雪が降って除雪車が大きな山をつくったのを見て、子どもたちは大喜び。その雪の山にトンネルを掘り、滑り台や地下室もつくり…。作者自身の子ども時代の体験を描いた絵本で、楽しさが伝わってきます。(装丁:渋川育由さん 編集:和田知子さん)

・日本子どもの本研究会選定図書
・全国学校図書館協議会・選定図書
・日本図書館協会選定図書

◆◆◆

<紹介記事>

・「保育ステップアップマガジン ポット」2017年1月号

一晩中降った雪を除雪車が押して、小山に積み上げていきます。起きた子どもたちは大急ぎで雪の小山に登り、知恵を出し合って、すてきな遊び場を作ります。さあ、いったいどのような遊び場なのでしょうか。
読み聞かせのポイント:夜中に雪が降り積もり、朝には一面真っ白な世界! 子どもたちは雪山にかけ登り遊び始めます。画面いっぱいに躍動する雪遊びの楽しさが伝わってきます。臨場感のある絵をゆっくり見せたいですね。

・「edu」2015年5/6月号ふろく「子どもに読みつがせたい絵本最新定番50」

雪の日に子どもがしてみたいこと、すべてが描かれたような絵本。こんなことも、あんなことも! できたらいいね、楽しいね。そんな気持ちでゆっくり絵を見せ、リズミカルに読みます。読後、裏表紙を開いて見せると喜びますよ。


ふゆがすき

ロイス・レンスキー『ふゆがすき』さくまゆみこ訳
『ふゆがすき』 (ロイス・レンスキーの四季の絵本)

ロイス・レンスキー作 さくまゆみこ訳
あすなろ書房
2004.11

そりすべり、雪だるまに雪合戦、アイススケート、クリスマスとサンタクロース、バレンタイン……と、寒いけど冬は楽しい季節。「ふゆが すき。ゆきが すき。つめたい かぜも なんのその。ひらひら ゆきが まいおりて あたり いちめん ぎんせかい」歌の楽譜もついています。
(装丁:桂川潤さん 編集:山浦真一さん、草野浩子さん)


いっしょにあそぼう〜アフリカの子どものあそび

イフェオマ・オニェフル『いっしょにあそぼう:アフリカの子どものあそび』さくまゆみこ訳
『いっしょにあそぼう〜アフリカの子どものあそび』
イフェオマ・オニェフル作・写真 さくまゆみこ訳
偕成社
2007.04

写真絵本。アフリカの子どもたちは、どんな遊びをしているのでしょう? この写真絵本にはセネガルやナイジェリアの子どもたちの遊びがたくさん登場します。ゲーム機器は一切登場しませんが、子どもたちはビンのふたや、小石や、植物の種や、ひもや、自分の手足を使って楽しく遊んでいます。あやとりや、ハンカチ落としみたいな遊びもありますよ。作者は、ナイジェリアで生まれ育った女性フォトグラファーです。
(絵:川口澄子さん 編集:和田知子さん)


あ、そ、ぼ

ジャック・フォアマン文 マイケル・フォアマン絵『あ、そ、ぼ』さくまゆみこ訳
『あ、そ、ぼ』
ジャック・フォアマン文 マイケル・フォアマン絵 さくまゆみこ訳
小学館
2007.12

イギリスの著名な絵本作家マイケル・フォアマンが息子と一緒につくった絵本。息子ジャックは、小さいときにいじめられ、仲間外れにされた体験を詩に書いていました。この絵本はその詩に基づいてつくられています。お父さんがつけた、色の少ない、余白の多い絵が、それだけよけいに多くのことを語ってくれているように思います。
(装丁:田辺卓さん 編集:桑原勝明さん)


たのしいなつ

ロイス・レンスキー『たのしいなつ』さくまゆみこ訳
『たのしいなつ』 (ロイス・レンスキーの四季の絵本)

ロイス・レンスキー作 さくまゆみこ訳
あすなろ書房
2005.06

レンスキーの四季の絵本は、この巻で4冊(ほかに『はるがきた』『いまはあき』『ふゆがすき』)そろいました。ままごと、探検ごっご、汽車ごっこ、プール遊びなど、夏のあいだの子どもたちの遊びが楽しく紹介されています。歌もついていますよ。
(編集:山浦真一さん、草野浩子さん 装丁:桂川潤さん)


まちのいぬ と いなかのかえる

『まちのいぬ と いなかのかえる』
モー・ウィレムズ文 ジョン・J・ミュース絵 さくまゆみこ訳
岩波書店
2011.02

春・夏・秋・冬のそれぞれの美しい風景を舞台に、町の犬といなかのカエルの友情と喪失と再生の物語が展開していきます。ミュースのどことなく素人っぽい絵が、私はけっこう好きです。うちの犬とよく似た犬(うちのコナツはもっと小さいし、足が短いですが)が登場しています。(編集:須藤 建さん)