『アルバートさんと赤ちゃんアザラシ』
ジュディス・カー/作・絵 三原泉/訳
徳間書店
2017.05
ジュディス・カー/作・絵 三原泉/訳
徳間書店
2017.05
『アルバートさんと赤ちゃんアザラシ』をおすすめします
店を売って生きがいをなくしていたアルバートさんが、海で、親を亡くしたアザラシの赤ちゃんに出会う。このままでは死んでしまうと連れ帰ることに。
でも、アパートはペット禁止で、うるさい管理人もいる。動物園で飼ってもらうもくろみもはずれ、さあ困った。
作者の父親の実体験をもとにしたお話で、絵も楽しい。
(朝日新聞「子どもの本棚」2017年6月24日掲載)
仕事を辞めて生きがいをなくしたアルバートさんが、海に出かけた時に、親を亡くしたアザラシの赤ちゃんに出会う。このままでは死んでしまうと連れ帰ることになったのはいいが、アルバートさんのアパートはペット禁止で、うるさい管理人もいる。なんとかごまかしてアパートで飼っていると、とんだ事件が次々に起こる。作者は、父親の実体験を下敷きにして、最後はアルバートさんにとってもアザラシにとっても幸せな、楽しいお話に仕上げている。
原作:イギリス/8歳から/アザラシ ペット 動物園
(JBBY「おすすめ!世界の子どもの本 2018」より)