『あめがふるふる』
田島征三
フレーベル館
2017.05
田島征三
フレーベル館
2017.05
『あめがふるふる』をおすすめします。
雨の日に、ふたりだけで留守番をしている兄のネノと妹のキフは、窓の外をながめていると、フキの葉の傘をさしたカエル、たくさんの巨大なオタマジャクシ、くるくる回るカタツムリ、踊っている木や草や野菜などが次々にあらわれる。そして魚に誘われて向こうの世界にとびこんだ兄妹は、困っている小さな動物たちを笹舟をたくさん作って、のせていく。やがてお母さんが帰ってきて、子どもたちは現実に戻る。
(「おすすめ! 日本の子どもの本2018」<絵本>掲載)
キーワード:雨の日、冒険、思いやり