アンドリュー・クレメンツ/著 田中奈津子/訳
講談社
2017
『ぼくたち負け組クラブ』(読み物)をおすすめします。
6年生のアレックは、大の本好き。授業も聞かずに本を読むので、しょっちゅう先生に注意されている。放課後プログラムで、ひとりで好きな本を読むために「読書クラブ」を作ることにしたアレックは、誰も来ないように、わざと「負け組クラブ」という名をつけて登録。しかし、次々にメンバーが増え、思いがけないことが起こる。アレックは、いやでもさまざまな大人や子どもとかかわりを持つことになり、世界が開けていく。いろいろな本が登場するのも楽しい。
原作:アメリカ/10歳から/本、読書、放課後
(JBBY「おすすめ!世界の子どもの本 2018」より)