バオバブの木は、バオバブ博士の湯浅浩史先生にうかがったお話だと、世界に10種類以上あるそうです。アフリカ大陸にあるのは1種類(アダンソニア・ディギタータ)ですが、マダガスカルに数種、オーストラリアにもあります。
私が最初にバオバブに出会ったのは、サン・テグジュペリの『星の王子さま』ですが、この本の中では、毒気を発してはびこり星を破裂させてしまう悪い木として描かれていました。でも、実際にバオバブを見ると、地元の人たちの暮らしにも、動物たちにも大いに役立っていることがわかります。花も葉も根も実も樹皮も木材も、とても役に立っているのです。
このウェブサイトの名前は、昔私が翻訳した本から取りました。右の絵は、タンザニアのデイビット・ムズグノが描いたバオバブです。