日付 | 2023年11月218日 |
参加者 | きなこみみ、エーデルワイス、しじみ71個分、ハル、雪割草、wind24、ハリネズミ、花散里、マリンバ、ニャニャンガ、さららん、アンヌ |
テーマ | 正体を隠して生きる? |
読んだ本:

村上雅郁/作
フレーベル館
2023.04
〈版元語録〉吹き抜ける風が心をゆらす——ぼくらは自分のままでいたいだけ。そうあるように、ありたいだけ。7つの短編が連作に。軽やかに、でもたしかに、心に響く『ぼくら』の話。

原題:A KIND OF SPARK by Elle McNicoll, 2020
エル・マクニコル/作 櫛田理絵/訳
PHP研究所
2022.08
〈版元語録〉スコットランドの小さな村で、二人の姉と両親と共に暮らす自閉の少女・アディ。昔、「人とちがう」というだけで魔女の烙印を押され命を奪われた人々がいることを知ったアディは、その過ちの歴史を忘れぬよう村の委員会に慰霊碑を作ることを提案するのだが……。 「わたしも魔女にされていたかもしれない――」魔女として迫害されていた人たちのなかには、自分のような人が含まれていたのではないだろうか……? 先生や友だちからの偏見、自閉的な姉からの理解と、定型発達の姉との距離、人とのちがいを肯定的に捉える転校生との出会い……。「魔女狩り」という史実に絡めて多様性の大切さを訴えつつ、ニューロダイバーシティの見地から自閉の少女の葛藤と成長を描いた感動作。