さくま ゆみこ

東京都出身。東京都立大学人文学部仏文科卒業。出版社、フリーの編集者、玉川大学大学院英米文学科講師、白百合女子大学児童文化学科講師、青山学院女子短期大学子ども学科教授(2016年退官)などを経て、現在は翻訳家。1999年『もうひとつの「アンネの日記」』で第46回産経児童出版文化賞・大賞受賞。著書に『エンザロ村のかまど』(福音館書店)、『どうしてアフリカ? どうして図書館?』(あかね書房)、『明日の平和をさがす本』(共著、岩崎書店)など。訳書は、絵本からYA小説、研究書に至るまで250点を超える。アフリカ人作家、アフリカ系アメリカ人作家の作品も多数翻訳している。アフリカ子どもの本プロジェクトの代表として、アフリカの子どもに本を届ける活動や、アフリカの文化や子どものことを日本の子どもに伝える活動もしている。日本ペンクラブ「子どもの本」委員。 日本国際児童図書評議会(JBBY)会長。

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産経児童出版文化賞・大賞受賞
1999年『もうひとつの「アンネの日記」』アリソン・レスリー・ゴールド著 講談社

産経児童出版文化賞・JR賞受賞
2005年『ヒットラーのむすめ』ジャッキー・フレンチ著 鈴木出版

産経児童出版文化賞・賞受賞
1989年『カマキリと月〜南アフリカの八つのお話』 マーグリート・ポーランド著 福音館書店
1999年『オーブンの中のオウム』ヴィクター・マルティネス著 講談社

日本絵本賞・翻訳絵本賞受賞
1998年『ゆき』ユリ・シュルヴィッツ作 あすなろ書房
2009年『おとうさんのちず』ユリ・シュルヴィッツ作 あすなろ書房

第3回ゲスナー賞・「本の本」部門銀賞受賞
2002年『子どもの本の歴史 〜写真とイラストでたどる』ピーター・ハント編 福本友美子氏・こだまともこ氏と共訳 柏書房

IBBYオナーリスト・JBBY賞(翻訳部門)受賞
2002年『マーガレットとメイゾン』(マディソン通りの少女たち1)ジャクリーン・ウッドソン著 ポプラ社

 

◆現在依頼されている書評、選定など
・朝日新聞「子どもの本棚」
・産経児童出版文化賞選考委員
・巌谷小波賞先行委員
・国際アンデルセン賞、IBBYオナーリスト、JBBY賞、バリアフリー児童図書選考委員
・JBBY「おすすめ! 日本の子どもの本」、「おすすめ! 世界の子どもの本」、Japanese Children’s Books 選書・執筆委員