『ほんをひらいて』
(トニ・モリスン&スレイド・モリスン文 シャドラ・ストリックランド絵 さくまゆみこ訳 ほるぷ出版)が、2014年12月4日の読売KODOMO新聞と、11月30日の新日本海新聞に紹介されました。

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読売KODOMO新聞(リブロ大分トキハ店 岸本由紀子さんが書いてくださいました)

本を広げてすてきな出会い

どんよりした空、
しょぼしょぼ降る雨。
気分が晴れないそんな日に、
少女は図書館へ出かけます。
海に浮かぶ街、片方の目を開けて眠るイルカ……。
本を広げると、
わくわくするような出会いが待っていました。

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探検や夢を手伝ってくれる

女の子のルイーズは黄色いかっぱを着て、家を出た。天気の悪い日は気分が暗くなるけれど、世界は広いからいいことがあるかもしれない。雨が強くなってきたので、図書館に入った。
「ほんは、たんけんしたり、かんがえたり、ゆめをみたりするのをてつだってくれるんだ」。ルイーズは本のおかげで、暗い気持ちやこわい気持ちが小さくしぼんだ。
ノーベル文学賞を受けた黒人女性作家のトニ・モリスンさんが、子どもたちに本のすばらしさを語りかける。

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