『ふしぎの国のアリス』 小学館世界の名作2

ルイス・キャロル/原作 さくまゆみこ/文 永田萌/絵
小学館
1997.11

ちょっとチャレンジングなことをしてみようかと思って、再話しました。もちろん注釈付きの原文を読んでいます。

でも、結論としては、「アリス」はやっぱり、英語ができる人なら原文で読むのがいちばんおもしろいと思います。言葉遊びのたぐいは、翻訳ではなかなか表現できないので。ちなみに最近は、原文を読まないで再話する方も大勢おいでですが、それはまずいと思っていますし、あらすじだけの再話なら読まないほうがいいと思っています。

(編集:桑原勝明さん)