『わたしたちもジャックもガイもみんなホームレス〜 ふたつでひとつのマザーグースえほん』
モーリス・センダック/作 じんぐうてるお/訳
冨山房
1996.11
モーリス・センダック/作 じんぐうてるお/訳
冨山房
1996.11
ホームレス,病気,飢饉,エイズなどの社会問題に目を向け,マザーグースの詩にのせて展開する,不思議な魅力のファンタジー絵本。 (日本児童図書出版協会)
ホームレス,病気,飢饉,エイズなどの社会問題に目を向け,マザーグースの詩にのせて展開する,不思議な魅力のファンタジー絵本。 (日本児童図書出版協会)
アメリカの絵本。男の子がいちはやく雪が降っているのを見つけますが、大人は大したことがないと取り合いません。でも、そのうち町はいちめんの雪景色に。マザーグースやハンプティダンプティも飛び出してきます。シュルヴィッツの絵本論を読んでいたので、翻訳したいと思った一冊です。子どもにアピールする楽しいところと、大人にアピールするスパイス入りのところが重層的に存在して、含蓄のある絵本。雪国の友だちが、「ほんとにこうなのよねえ」と言ってくれてます。
(装丁:辻村益朗さん 編集:山浦真一さん)
*日本絵本賞翻訳絵本賞受賞
*SLA「よい絵本」選定
Copyright © 2017-2024 バオバブの木と星のうた
Powered by WordPress | Design by Iceable Themes