日付 | 2000年6月22日 |
参加者 | 愁童、ウォンバット、ねねこ、ひるね、オカリナ、 流、N、モモンガ、裕 |
テーマ | 主人公は15歳 |
読んだ本:
原題:CRAZY VANILLA by Barbara Wersba, 1986(アメリカ)
バーバラ・ワースバ/作 斉藤健一/訳
徳間書店
1994.11
<版元語録>家族とも心が通わず、友だちもいない、孤独な14歳の少年タイラー。野鳥の写真を撮ることだけを救いにする毎日だったが、恵まれない境遇にもめげずに大きな夢を着実に追う少女ミッツィに出会ってから、タイラーは変わっていった…。ロングアイランドの大自然を背景に、思春期の少年の揺れ動く心とそのきらめきを見事にすくい取った感動的な小説。
長崎夏海/著 杉田比呂美/画
小峰書店
1999.06
<版元語録>ひょんなことから知り合いになった、澄人と幼稚園児の美月。母子家庭に育った澄人は、同じ境遇の美月の心に自分と同じ心のすき間があることに気付く…。揺れ動く少年、少女の心を綴った6つの短編を収録。 *日本児童文学者協会協会賞
藤野千夜/著
ベネッセコーポレーション(講談社文庫も)
1999.03
<版元語録>オトコが好きな男、オンナになろうとする男、電車に乗れない女の子の物語。ナニカが過剰だとも欠乏しているともいえる20世紀末の高校生の心のうちを描く、トランスセクシュアルな作家のデビュー作。第14回「海燕」新人文学賞受賞作「午後の時間割」を併録。
原題:(中国)
陳丹燕/著 中由美子/訳
てらいんく
1999.05
<版元語録>2003年に中国は、なぜ一人っ子政策をやめるのか。孤独な小さな手が古い国をゆすぶったから? 日本とそっくりな少子化の道。「透明なわたし」と嘆く声。しかし、なお前向きに未来をつかもうとする一人っ子たち。中国、ドイツで異例のベストセラー。