フィンランドに伝わる民族叙事詩カレワラを下敷きにした絵本です。東京の洋書屋さんで見かけて、クーニーの絵にほれこみました。文章は、クーニーの絵を見ながら、カレワラを参考にして書き直しました。ロウヒが太陽を山の奥深くに閉じ込めたため、あたりは真っ暗に。また太陽が空に上がるまでの、天照大神の話にも似た物語です。とにかく絵がすてき。
(装丁:桂川潤さん 編集:山浦真一さん)