日付 2009年7月16日
参加者 カワセミ、セシ、たんぽぽ、メリーさん、ハリネズミ、ショコラ
テーマ 課題図書を読む

読んだ本:

『そいつの名前はエメラルド 』
竹下文子/作 鈴木まもる/画   金の星社   2008.01

版元語録:そいつがぼくの家にやってきたのは、ふうちゃんの誕生日。ぼくはハムスターを買いに行ったのに、思わずトカゲを買ってしまう。母さんはかんかん。でも、かわいいので、家族みんなで大事に育てることになるのだけど……。


『ヨハネスブルクへの旅 』
ビヴァリー・ナイドゥー/作 もりうちすみこ/訳 橋本礼奈/画   さ・え・ら書房   2008.04
JOURNEY TO JO'BURG by Beverly Naidoo, 1995
版元語録:差別を法と力で正当化しようとした,南アフリカのアパルトヘイト──これは,その時代を背景にした,ひとりの黒人少女の物語です。


『しあわせの子犬たち 』
メアリー・ラバット/作 若林千鶴/訳 むかいながまさ/絵   文研出版   2008-11
A PUPPY IS FOR LOVING by Mary Labatt, 2007
版元語録:エリザベスは、おばあちゃんの農場でコリー犬のエルシーの出産に立ち会う。ふたりは、6匹の子犬たちを愛してくれる人を探して、慎重にもらわれ先を選ぶことにした…。


『時間をまきもどせ 』
ナンシ・エチメンディ/作 吉上恭太/訳 杉田比呂美/挿絵   徳間書店   2008.01
POWER OF UN by Nancy Etchemendy, 2000
版元語録:森で出会った不思議な老人に手渡された機械〈パワー・オブ・アン〉。老人は、失敗を取り消すことができる機械だというが…。時間の不思議を巧みに描く。


『そいつの名前はエメラルド』

竹下文子/作 鈴木まもる/画
金の星社
2008.01

カワセミ:中学年向きで読みやすい本なんですけど、設定はめずらしくないですね。子どもがペットを飼ったら、それがとんでもないペットだったという話は、外国のものでも日本でもよくありますから。描写はていねいで、主人公が不思議なペットショップにたどりつくまではドキドキ感があり、このいかにも怪しい店でいったいどんなペットを買うことになるんだろうと期待が高まるけれど、この本の致命傷はこの表紙。ハムスターじゃないペットを飼うことになるんだな、という予測がつくので、いったいどんなものを飼うのか、どうなっちゃうんだろうって思うところが楽しいのに、表紙で最初から種明かしをしてしまっている。本当にがっかりです。ペットを飼うというのは、子どもにとても身近な題材なので、興味をもって読めると思います。それだけに、もっとおもしろくできるんじゃないかな。最後におとうさんのペットだったカメまで花火になっちゃって、すべて花火で終わりっていうのも、なんだか無理がありましたね。

セシ:読みやすくてすらすらとは読めたけれど、いまいち全体に納得がいかない感じでした。おかしなペットショップに入って妙なものを買ってきちゃうというところまではついていけるけれど、お父さんが飼ってたカメを逃がしちゃったと言うところで、「えっそんなことでいいの?」と思って、そのあとがだんだんついていけなくなりました。中南米には人間ほどもあるトカゲがいると聞くので、このトカゲも大きくなるのかなと思っていたら、脱皮した後、羽がはえて飛んでいってしまうところで追い打ちをかけられ、さらに花火になってしまうというので、納得しきれない感じで終わりました。

たんぽぽ:子どもは、「ハムスターのかわりにトカゲを飼うんだって」と、とびついて読みますが、最後花火で終わって、これで終わりかって。もう少し、何かあったらよかったなと思いました。

メリーさん:さっと読めて、おもしろいんですが、全体の流れはどこかで見たような感じがしてしまいました。感想文を書くなら、自分のペットのことを書くんでしょうか。個人的には、ごちゃごちゃしたペットショップのところが、不思議でおもしろいところだと思うので、そこにもっと仕掛けがあったらいいのになと感じました。ただ、本文の記述で、トカゲが「笑っている」ではなくて、いつもぼくにとっては「笑っているように見えた」、というところ、気を使っているなと思いました。子どものすぐとなりに、ファンタジーはいつでもころがっていると思わせるには効果的だなと。

ハリネズミ:私はおもしろく読みました。話の持っていきかたに独創性はないけれど、おもしろい。ペットの愛らしさも意外性も、うまく出てるんじゃないかな。最後のところは、エメラルドが死んじゃうのを、こんなふうに比喩的にあらわしているんでしょうか? 鈴木さんの絵は、鳥の巣の本だととってもていねいなのに、こういうのはサッサと描くんですね。ペットショップのおばあさんは、『千と千尋の神かくし』のゆばーばみたい。感想文を子どもに書かせると、「元気なときもそうでないときも、ちゃんと世話しろ」っていうメッセージにばっかり偏るんじゃないかな。

カワセミ:子どもたちは、題材には興味を持ちますよね。ペットっていうはとても身近だし。

ショコラ:昨年、学級の子どもたち(5年生)紹介したところ、「だんだん大きくなるのがおもしろい」って言ってました。私も、絵も好みだしおもしろい話だと思い、一気に読みました。不思議なお店で買い物をする話も、飼っているものがだんだん大きくなっていく話も、ほかにもあります。おもしろかったけれど、ずっと心に残るところまではいかないかな。

(「子どもの本で言いたい放題」2009年7月の記録)


『ヨハネスブルクへの旅』

ビヴァリー・ナイドゥー/作 もりうちすみこ/訳 橋本礼奈/画
さ・え・ら書房
2008.04

ショコラ:今までの高学年課題図書に比べて字が大きくなって読みやすいなと思いました。また、そんなに厚くもなく手に取りやすい気がします。人種差別についてあまり知識がない子どもたちには、南アフリカの歴史について話してから紹介したほうがいいかなと思っています。村の生活の様子、2人でお母さんに会いに行く途中でのいろいろな出来事、社会の壁、社会問題など考えさせる内容がたくさん書かれているので、なかなか感想文が書けない子どもにとっては、書きやすい作品だと思います。

ハリネズミ:原著は、まだアパルトヘイト体制が存在したころに出ていて、なかなか力強い、いい作品だと思っていました。でも、今出すというところに、私は疑問を感じています。大人が読めばアパルトヘイトのときの話なんだって思えるんですけど、たいていの子どもは、歴史も何も知らないでこの話を最初から読んでいくんですよね、今の話だと思って、読んでしまうんじゃないでしょうか。帯の言葉もそうだし。あと、実際の南アフリカのアパルトヘイト下の状況と照らし合わせても、翻訳で気になるところがたくさんあって。20ページの「おねがいだから、主人をよばないで」は、「だんなさんをよばないで」じゃないとおかしい。84ページに「ムバタ家の長男は逮捕されてしまった」とあるけど、ムバタという名字は43ページに1回出てきたきりだから、「グレースのお兄さん」ってしないと子どもには伝わらないだろうな。106ページから107ページで、「母親」と「母さん」が混在しているけれど、何を基準に使いわけているのかわからない。あとがきの115ページに「南アフリカには、もともと、サン人やコイコイ人などのアフリカ人が住んでいました」とあって、そのあとアフリカ人(黒人)とあるけど、この二者の関係がわかるようになっていません。118ページの「二冊の児童文学」は、この続編なのでそう書かないと。それは翻訳者の問題というよりも、編集者がもっと気配りをしたほうがよかったですね。

メリーさん:アパルトヘイトのことは聞いたことがあったけれど、こんなことがあったのか…と思いながら読みました。ただ、みなさんおっしゃっているように、どうして今、これを読ませるのかな、とは思いました。創作だから、内容が現在進行形ということはないですが、この物語は時代的には少し前の話ですよね。アメリカで、オバマ大統領が誕生した影響からかとは思いますが、人種の問題を扱うなら、時代背景の説明も含めて、現代の子どもたちへの手渡し方を考えなければならないのでは?

たんぽぽ:本が大好きな6年生が一晩で読んできてくれて、とても嬉しかったんですが、手渡し方を考えればよかったと思いました。

セシ:前に1回読んだときにわかりにくいと思ったので、今回本当にそうなのかなと思って読み返したんですけど、やっぱりわかりにくいと思いました。まず、主人公が黒人であるということが最初に書かれていないんですね。挿絵を見ると想像はつくんですけど。読書力のある子なら、この姉弟が黒人らしいとか、白人と会うと困ることが起こるようだとか、わかるのかもしれないけど、すぐには想像できません。現地の子どもが読めばわかるように書かれているのかな。ナレディがヨハネスブルクに行ったことで、いろいろなことに気付いて、自分のまわりの現実を再認識し、新しい目で見ていくというのはおもしろいんですが。また、赤ん坊が病気だからお母さんをつれてこなきゃという、旅の動機の部分にも疑問が残りました。おばあちゃんがいるのに、なぜ300キロ以上離れたところにいるお母さんを呼びに行かなければいけないと思うのか? お母さんが来ても、どっちみち病院に連れていくだけなのに。そのへんのところが、もっと納得のいくように書きこんであるとよかったと思います。そんなふうに、物語を読み解く鍵になるところでつまずくような気がします。

ハリネズミ:続編を読むと、おばあちゃんっていうのは現状に対してあきらめムードになっていて、おかあさんはがんばろうとするタイプの人だというのがわかるけれど、この本だけでは伝わってこないかも。

カワセミ:病気の妹を助けるために母親を呼びに350キロの道を子どもだけで旅する。その設定だけでも過酷なのに、道中いろいろな差別の現実を目の当たりにしていくわけですね。主人公ナレディのけなげさや、まっすぐなものの考え方に、読者は共感し、早く母親に会えたらいい、早く妹が助かればいい、と願いながら読んでくけれど、現実はなかなか厳しい。読み終わって日本の読者の心に残るのは、なぜこんなことになってしまうのだろう、という疑問だろうと思います。南アフリカも知らないし、白人と黒人のことも日本の読者にはピンとこないわけですよね。それにこたえるものを与えてくれていないのが、すごくもどかしいっていうのか、わからないままに終わってしまう感じがありました。訳者あとがきを読めば多少はわかると思うけど、あとがきは読まない子もいるだろうし、できれば物語の中で、もう少し状況がわかったほうがいいと思う。続編『炎の鎖をつないで』(さくまゆみこ訳 偕成社)と一緒に読むといいけど、こちらは別の出版社で出ているから、この2冊を続きものとして読むってことはよっぽどお膳立てしないとできない。こういう出版状況は読者にとって不幸でしたね。原書も、なんとかの1とか2とか、続きってわかるようになっているのかしら。

ハリネズミ:1巻目と2巻目は、アパルトヘイトをなんとかしないとという時代に書かれたものです。今の南アフリカは、いろいろな人種の人たちが協力し合う虹の国をつくろうとして、がんばってるんですね。人口で大多数を占める黒人の人たちは、一握りの白人にひどい目にあわされて、命を落としたり家族がばらばらになったり、いろいろな悲劇が生まれたんですけど、マンデラが牢獄から出されて大統領になってからは真実和解委員会というのをつくって、様々な罪を明らかにしたうえで黒人の人たちが「許す」という努力をしているんです。あれだけひどいことをされて、「許す」ことができるのかどうか。今の南アの問題、というか、ある意味先進的なところは、そこなんですね。でも、この本のオビを見ると、アパルトヘイトが今でもあるみたいに思ってしまいます。だから、時代遅れというか、アパルトヘイト後の新たな国づくりの努力には目を全然向けていないというか、私はちょっと残念だな、と思って読みました。

カワセミ:南アは、サッカーのワールドカップ開催で注目している子もいると思うから、南ア関連の本がいくつもある中の1冊としてこれがあるならいいかもしれないけど。

(「子どもの本で言いたい放題」2009年7月の記録)


『しあわせの子犬たち』

メアリー・ラバット/作 若林千鶴/訳 むかいながまさ/絵
文研出版
2008-11

たんぽぽ:子どもは犬の話が大好きなので、随分読まれています。『こいぬがうまれるよ』(ジョアンナ・コール文 ウェクスラー写真 つぼいいくみ訳 福音館書店)みたいで、生まれてくるところは、いいなぁと思ったのですが、もらわれていく先が、もう少し変化に富んでいたほうがおもしろかったかな。

セシ:私もちょっと物足りない感じ。とっつきはいいし、犬が生まれるところは興味深くて、出産を通して命のことを考えさせられますし、それと並行して、おばあちゃんが町に住みたがらないという二つめのストーリーがあるのはおもしろいんだけど、最後の終わり方がいまひとつ納得できませんでした。「おばあちゃんに必要なものは、愛するものなんだってことが。(中略)子犬は、なにより愛しいものだもの」で終わってしまうのはどうなのかなって。このおばあちゃんは、愛するものがいれば元気に暮らしていけるのかしら? 安心して読めることは読めますが、あまりにもありきたりというか、意外性のない終わり方だと思いました。もうひとひねりあったらいいのにな。

ハリネズミ:中学年向けの物語だから、あとひとひねりはなくても、ワンテーマでもいいんじゃないかな? 表紙がかわいらしくて、犬ブームに便乗して出したのかと懐疑的に読んでいったんですが、意外におもしろかったんです。作者がブリーダーをしているせいか、犬をもらってもらう苦労も描かれ、実際の体験に裏打ちされた作品なんだな、と好感が持てました。おばあちゃんとエルシーとの関係もうまく伝わってきます。最後は、6匹みんながもらわれてしまうと、読者も寂しさを感じると思うので、1匹残る設定にしたのはよかったな、と思いました。おばあちゃんもこの家に住みたいわけですから、この終わり方でいいんじゃないの?

メリーさん:個人的には、プリンセスが最後までもらわれずに残るのかな…と思って読んでいました。犬の引き取り手をさがす本は、フィクション、ノンフィクションを問わずたくさん出ています。命の大切さを伝えるという点では、子どもにこういう本は受け入れられやすいのかなと思いました。それから、ノンフィクションは残酷なところも含めて、現実を見つめるのに最適だと思いますが、安心して読めるという点では、フィクションを手渡すのもひとつの手かなと思いました。

ショコラ:学級の子ども(6年生)に紹介しました。「どこがいちばん心に残ったの?」と聞いたところ「犬の生まれるところがわかった。」と言っていました。子どもたちは知っているようで案外知らないんだなと思います。国語科「本は友だち 読書発表会」では「出産の場面が心に残りました。人を結ぶのに動物が必要なんだとわかりました。」と話していました。犬は家庭のペットとしてだけではなく、社会で活躍する・仕事をする犬がたくさんいます。また「コンパニオン・ア二マル」(伴侶動物)として生活している犬もいます。子どもたちはこの作品を通して「コンパニオン・ア二マル」を知り、人と人とのつながり・人と動物とのつながりを考えるのかなと思いました。6匹の犬の性格や特徴がていねいに書かれており、かわいい犬の表紙のおかげで、子どもたちは手に取りやすいと思います。

(「子どもの本で言いたい放題」2009年7月の記録)


『時間をまきもどせ』

ナンシ・エチメンディ/作 吉上恭太/訳 杉田比呂美/挿絵
徳間書店
2008.01

ショコラ:最後はハッピーエンドになるんだろうなと思って読んでいました。ハラハラドキドキしながら読みましたが、タイムマシンってこんなに簡単につくれるのかな、というのが疑問。課題図書は、字が細かいしあんまりおもしろくなくて「うん?」っていうのが多かったけど、中学生も手に取りやすいおもしろい内容の作品が今年は課題図書になってよかったなって思いました。

たんぽぽ:これを読んだ子が、今度は『テレビのむこうの謎の国』(エミリー・ロッダ著 さくまゆみこ訳 あすなろ書房)を読みたいと言います。どちらも表紙が黄色で、同じ画家が絵をつけているからでしょうか。両方とも子どもたちにはとても人気です。違う場所に行くというのが、子どもを強くひきつけるようです。私は最後、足に障害が残らなければよかったのになぁと思いました。

メリーさん:読みごたえがあって、とてもおもしろかったです。タイムマシンものは、それこそ数え切れないほどあって、過去のどこかをいじってしまうと、それが現実の何かに影響を与えてしまう、というのは永遠のテーマです。今回は、最後にその運命を自分の身に引き受ける主人公が、とてもよかったです。失ってみて、はじめてわかること。過去に戻るたびに、自分ではないだれかが不幸にあってしまうこと。単純に正義のヒーローではなくて、試行錯誤をしながら、何とか未来を変えようとするうちに、自分も変化していく。SFはタイムスリップの仕掛けに目がいきがちですが、この物語では、主人公の成長の過程がおもしろかったです。一点、「パワーオブアン」の「アン」は最初、人の名前かと思って読んでいたので、訳語は要検討かなと思います。

ハリネズミ:私はおもしろくて、ぐいぐい引き込まれて読みました。ただ、大人のSFものって、過去をいじれないっていうのが法則としてあるじゃないですか。これは、その辺が甘いんですね。それに、おじいさんが機械を渡しにきたっていうのが、何のためだったのか、考えてもわからなくて、そのあたりをちゃんと書いてくれないと、子どもの読者に失礼なんじゃないかと思いました。この作家は、大人向けを書くときと子ども向けを書くときで、心構えが違うのかしら。私も「パワー・オブ・アン」は、やっぱりちゃんとした日本語にしてほしかったなって思いましたね。

たんぽぽ:おじいさんが渡しにくるところは、なんだろうって、考えちゃいますよね。小学生だと、そこまで考えないかも。中学生だと考えるのかな。

ハリネズミ:小学生でも、すごく読んでる子なら考えるんじゃないかしら。それに、小さい子向けだから、そこはあいまいでもいいや、と作者が万一思っているとしたら、悲しいな。

カワセミ:起こってしまったことをリセットできたらいいっていのは、だれでも1度は考えることでしょう。どこにでもいるような男の子のありきたりな日常生活のなかに起こった不思議なできごととしておもしろく読めるんだけど、結構シビアな内容も含まれている。私はこの本って、本来はもっとホラー的なおもしろさのある本なんじゃないかって思うんですよね。杉田さんの挿絵は明るくて好きだけど、この作品に本当に合っているのかな? 明るく楽しい話にしてしまってよかったのかな? もっと大人っぽい、しゃれたつくりにしたほうが、合っていたんじゃないかな。

メリーさん:97ページに機械の絵があるんだけど、モードに対応してなんかあるって言っているから、ちょっと違うんじゃないかって思いました。絵はぱっと見、イメージ違いますよね。

ハリネズミ:こわいところは、ありませんね。

カワセミ:エンデの『モモ』みたいに、ちょっとこわいところ、不気味な感じがあるじゃないですか。それを出したほうがいいのにね。

(「子どもの本で言いたい放題」2009年7月の記録)