ケティ・ベント/絵 エベリーン・ハスラー/文 若林ひとみ/訳
冨山房
1993.11
南スイスの昔話をもとにした現代版「こぶとり」の物語絵本。動物や植物と仲良くすることの大切さを,美しい絵で表現しています。 (日本児童図書出版協会)
南スイスの昔話をもとにした現代版「こぶとり」の物語絵本。動物や植物と仲良くすることの大切さを,美しい絵で表現しています。 (日本児童図書出版協会)
規則にしばられるのが大きらいなヒューゴは,母の死や父の逮捕にも負けることなく,自由にのびのびと生きてゆきます。 (日本児童図書出版協会)
『森のおくから〜むかし、カナダであったほんとうのはなし』をおすすめします。
先月他界した作者が残してくれた絵本。ホテルを経営する母や周りの大人を見ながら育つアントニオは、山火事で湖の中に避難したときに不思議な光景を目にする。祖父の実体験に基づき、様々な人間と様々な動物が共有した特別なひとときを描いている。
(朝日新聞「子どもの本棚」2017年9月30日掲載)
アントニオの母親は、カナダの森の中の小さな町でホテルを経営している。アントニオの友だちはホテルで働く大人たちだ。森には野生動物がたくさんいるが、人間の前にはあまり姿を現さない。ある時、山火事が起こり、湖の中に避難したアントニオは不思議な光景を目にする。大きな獣も小さな獣も次々に森から出てくると、人間のいる同じ湖の中に入ってきたのだ。作者の祖父の実体験を下敷きに、さまざまな人間とさまざまな動物が共有した特別なひとときを描いている。
原作:アメリカ/小学低から/森 野生動物 山火事
(JBBY「おすすめ!世界の子どもの本 2018」より)
昔は国じゅうに広がっていた森は、だんだんに小さくなり、まわりは都会になっていきます。忘れられた森で遊ぶのは子どもだけ。ある日、そこで工事が始まることになって、子どもたちはびっくり。このままでは森がなくなってしまう、と思ったとき、自然を大事にする心を取り戻した人たちが・・・。
(装丁:森枝雄司さん 編集:筒井彩子さん)
海の中に存在する神秘的な森を、美しいコラージュで表現しました。最初は小さな魚の死など気にしなかった少年が、その森の神秘にふれることによって、変わっていきます。海辺や海の中の表現がとてもすてきです。
ジーニー・ベイカーは、イギリスに生まれますが、オーストラリアに移住してから自然や環境問題をテーマに、精巧なコラージュを使った絵本をたくさん出しています。どれも、私は大好きです。最近の作品は、環境だけでなく社会全体に目を向けて作品をつくっているように思います。
(装丁:則武 弥さん 編集:相馬 徹さん)
*オーストラリア原生自然保護協会賞受賞
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