『ゆきのひ』をおすすめします。
朝起きると外は雪。ピーターは赤いマントを着て外ヘ出ると、足跡をつけたり、枝から雪を落としたり、雪だるまを作ったり、雪の山を滑り降りたり、ひとりで楽しく遊ぶ。原書刊行は1962年。アフリカ系の子どもを主人公にした絵本がまだ少ない時代に出され、時を超えて読者を獲得している。コラージュを主とした絵のデザインや色づかいは、今でも新鮮ですばらしい。(幼児から)
(朝日新聞「子どもの本棚・冬休み特集」2019年11月30日掲載)
キーワード:雪、遊び、アフリカ系、絵本
『ゆきのひ』をおすすめします。
朝起きると外は雪。ピーターは赤いマントを着て外ヘ出ると、足跡をつけたり、枝から雪を落としたり、雪だるまを作ったり、雪の山を滑り降りたり、ひとりで楽しく遊ぶ。原書刊行は1962年。アフリカ系の子どもを主人公にした絵本がまだ少ない時代に出され、時を超えて読者を獲得している。コラージュを主とした絵のデザインや色づかいは、今でも新鮮ですばらしい。(幼児から)
(朝日新聞「子どもの本棚・冬休み特集」2019年11月30日掲載)
キーワード:雪、遊び、アフリカ系、絵本
『あかちゃんのゆりかご』の作者による新しい作品です。雪が降って除雪車が大きな山をつくったのを見て、子どもたちは大喜び。その雪の山にトンネルを掘り、滑り台や地下室もつくり…。作者自身の子ども時代の体験を描いた絵本で、楽しさが伝わってきます。(装丁:渋川育由さん 編集:和田知子さん)
・日本子どもの本研究会選定図書
・全国学校図書館協議会・選定図書
・日本図書館協会選定図書
◆◆◆
<紹介記事>
・「保育ステップアップマガジン ポット」2017年1月号
一晩中降った雪を除雪車が押して、小山に積み上げていきます。起きた子どもたちは大急ぎで雪の小山に登り、知恵を出し合って、すてきな遊び場を作ります。さあ、いったいどのような遊び場なのでしょうか。
読み聞かせのポイント:夜中に雪が降り積もり、朝には一面真っ白な世界! 子どもたちは雪山にかけ登り遊び始めます。画面いっぱいに躍動する雪遊びの楽しさが伝わってきます。臨場感のある絵をゆっくり見せたいですね。
・「edu」2015年5/6月号ふろく「子どもに読みつがせたい絵本最新定番50」
雪の日に子どもがしてみたいこと、すべてが描かれたような絵本。こんなことも、あんなことも! できたらいいね、楽しいね。そんな気持ちでゆっくり絵を見せ、リズミカルに読みます。読後、裏表紙を開いて見せると喜びますよ。
そりすべり、雪だるまに雪合戦、アイススケート、クリスマスとサンタクロース、バレンタイン……と、寒いけど冬は楽しい季節。「ふゆが すき。ゆきが すき。つめたい かぜも なんのその。ひらひら ゆきが まいおりて あたり いちめん ぎんせかい」歌の楽譜もついています。
(装丁:桂川潤さん 編集:山浦真一さん、草野浩子さん)
写真絵本。アフリカの子どもたちは、どんな遊びをしているのでしょう? この写真絵本にはセネガルやナイジェリアの子どもたちの遊びがたくさん登場します。ゲーム機器は一切登場しませんが、子どもたちはビンのふたや、小石や、植物の種や、ひもや、自分の手足を使って楽しく遊んでいます。あやとりや、ハンカチ落としみたいな遊びもありますよ。作者は、ナイジェリアで生まれ育った女性フォトグラファーです。
(絵:川口澄子さん 編集:和田知子さん)
イギリスの著名な絵本作家マイケル・フォアマンが息子と一緒につくった絵本。息子ジャックは、小さいときにいじめられ、仲間外れにされた体験を詩に書いていました。この絵本はその詩に基づいてつくられています。お父さんがつけた、色の少ない、余白の多い絵が、それだけよけいに多くのことを語ってくれているように思います。
(装丁:田辺卓さん 編集:桑原勝明さん)
レンスキーの四季の絵本は、この巻で4冊(ほかに『はるがきた』『いまはあき』『ふゆがすき』)そろいました。ままごと、探検ごっご、汽車ごっこ、プール遊びなど、夏のあいだの子どもたちの遊びが楽しく紹介されています。歌もついていますよ。
(編集:山浦真一さん、草野浩子さん 装丁:桂川潤さん)
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